瑠可:
『タケル、ありがとう。
好きだって言ってもらえて嬉しかったよ。
あの時、打ち明けておけば良かったんだけど、
勇気がなくて、言えなかったんだ。
好きだなんて言われて、びっくりした。
でも、その分欲が出た。
タケルに幻滅されたくなかったんだ。
面と向かって言うのは、やっぱり怖い。
だから手紙に書くことにした。
私は今まで、人に自分を偽って接してきた。
でも、タケルは・・・
タケルは、私を好きだって言ってくれた、初めての人だから。
私に心を開いてくれた人だから。
だから、あなたに嘘はつけない。
タケル。私はね、
本当の私は・・』
タケル:
『行くな!瑠可!
手紙は読んだ!
気持ちはわかった!
何で俺に答えられないって言ったかも。
・・・でも、それでも俺は!
俺は、俺は瑠可が好きだ!!
人間としてか、女としてか、
どっちかなんて聞くなよ!
俺にだって、よくわかんないんだから。
でも俺は!
瑠可を支えたい!
瑠可がどんな風に変わっていくとしても、
それをそばで見続けたいんだよ!!
瑠可を見失いたくないんだよ!!」
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